ゲームセット
船のアトラクションは、


そんなあたしの気持ちなんて関係ないっていうように、


どんどん速い速度で進んでいった・・。


「お疲れ様でした。」


船のアトラクションが終わり、先程の黒服の女にそう言われる。


そのお疲れ様、は船のアトラクションにたいしてのことなのか、それとも・・・。


あたしは本当に殺してしまったかもしれない。


・・・そうだ。


震える手で、響華さんに電話した−・・

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