ゲームセット
確かにアイツは頭もキレるかもしれない。

でも、上にたつものに必要な、冷静さと計画性がない気がする。


今だって・・自分のアジトをほうっておいて、わたしなんかを追い掛けていいのかしら?


響華は園内に身をひそめながら、そう考えていた。


ピリリリリ−!


響華の携帯が鳴った。


受信先を見る。


−−奈和からだ。
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