さよなら、坂道、流れ星
「ぺピコってなんでチーズ味無いんだろうな。」
昴が言った。
「えー…美味しくなさそう…。あ、でもチーズケーキ味ならありかな…。」
千珠琉は真剣に考える。
「すげー真剣に考えるじゃん。」
揶揄うような物言いにムッとしつつも嬉しいと思ってしまう。昴はぺピコを買うと毎回千珠琉に一つくれる。
「冷たくておいしー!」
「アイスなんだから当たり前だろ。」
「そうだけどー…」
また少しムッとして昴を見た。
「チズは本当にころころ表情が変わるね。」
「…ガキっぽいとか単純とか思ってるでしょ…」
「いや、かわいいと思うよ。」
昴は千珠琉を見て優しく笑いながら言った。
「え……っっっ!」
予想外の答えにわかりやすく赤面してしまう。“妹的なかわいさ”とか“ペットに感じるかわいさ”だろうとは思うが、面と向かって“かわいい”と言われたらキュンとしてしまう。
昴が言った。
「えー…美味しくなさそう…。あ、でもチーズケーキ味ならありかな…。」
千珠琉は真剣に考える。
「すげー真剣に考えるじゃん。」
揶揄うような物言いにムッとしつつも嬉しいと思ってしまう。昴はぺピコを買うと毎回千珠琉に一つくれる。
「冷たくておいしー!」
「アイスなんだから当たり前だろ。」
「そうだけどー…」
また少しムッとして昴を見た。
「チズは本当にころころ表情が変わるね。」
「…ガキっぽいとか単純とか思ってるでしょ…」
「いや、かわいいと思うよ。」
昴は千珠琉を見て優しく笑いながら言った。
「え……っっっ!」
予想外の答えにわかりやすく赤面してしまう。“妹的なかわいさ”とか“ペットに感じるかわいさ”だろうとは思うが、面と向かって“かわいい”と言われたらキュンとしてしまう。