さよなら、坂道、流れ星
「で、何願うの?」
昴の質問に千珠琉は笑顔で答える。
「ひみつー!」
「じゃあ一緒に行かな〜い。」
千珠琉の眉が八の字になる。
「えー!八重さんが深夜だから昴と一緒じゃなきゃ出かけちゃダメって言ってたの!絶対一緒に行く!」
八重さんこと八重子とは、千珠琉の母である。昴がそう呼ぶので、いつのまにか千珠琉も自分の母を名前で呼ぶようになっていた。
「じゃあ願いごと教えてよ。」
「それは…絶対ダメ。」
千珠琉が口籠る。
「…だって、願い事は口に出したら叶わないって教えてくれたの、すー君だよ。」
わざと、昔の呼び方で昴に言った。
「………。」
昴の質問に千珠琉は笑顔で答える。
「ひみつー!」
「じゃあ一緒に行かな〜い。」
千珠琉の眉が八の字になる。
「えー!八重さんが深夜だから昴と一緒じゃなきゃ出かけちゃダメって言ってたの!絶対一緒に行く!」
八重さんこと八重子とは、千珠琉の母である。昴がそう呼ぶので、いつのまにか千珠琉も自分の母を名前で呼ぶようになっていた。
「じゃあ願いごと教えてよ。」
「それは…絶対ダメ。」
千珠琉が口籠る。
「…だって、願い事は口に出したら叶わないって教えてくれたの、すー君だよ。」
わざと、昔の呼び方で昴に言った。
「………。」