The previous night of the world revolution~P.D.~
そう、そう。そうなんですよ。
さっきまで、夏フェスの打ち合わせだったんです。
誰と打ち合わせしてたかって?
…なんと、あの『ポテサラーズ』なんです。
心臓が飛び出るかと思った。
「何なら、打ち合わせの間中、身体固まってたもんな」
「ロボットみたいな動きになってたよね」
「まぁ、何とか打ち合わせは済んだから良かったけど…」
正直、打ち合わせの内容、覚えてません。
もうひたすら…『ポテサラーズ』の持つオーラに圧倒されていた。
あまりに眩しくて、お二人の姿を正視することすら出来なかった。
無理もないと思うだろう?
だって、『ポテサラーズ』ですよ?
『ポテサラーズ』と聞いて思い出すのは、俺達『frontier』が最初にyourtubeにアップしたカバー曲。
あれが記念すべき、『frontier』の活動の第一歩だった。
あの一本のカバー曲から、『frontier』の全てが始まったのだ。
『ポテサラーズ』に憧れ、僭越ながら彼らの曲を歌わせてもらって。
紆余曲折あって、今『frontier』はこうして、帝都で三日間の夏フェスを開催させてもらうまでに成長した。
成長し過ぎですよ。
この夏フェスの話を、マネージャーのユーリアナさんに聞いたときですら、あまりにびっくりして心臓が飛び出たのに。
おまけに、他にも何組ものアーティストを呼び、同じ舞台に立って一緒に歌うことになると聞き。
しかもそのアーティストの中に、あの『ポテサラーズ』がいると聞き。
卒倒しましたね。俺は。
夢かと思った。
ほっぺた抓ってみたけど、痣が出るくらい抓ってみたけど、やっぱり夢じゃなかった。
どうしても夢が覚めないから、念の為にベーシュさんチョップを頼んでみたけど、それでも夢は覚めなかった。
脳天に火花が散った。
ベーシュさんチョップを受けても目覚めないということは、これは夢ではないのだ。
そして、夢は覚めないまま…夏フェス間近の、この打ち合わせ…兼、顔合わせの日を迎えた。
そこで今日、さっきまで、『ポテサラーズ』のお二人と会ってたんですよ。
俺ごときじゃ頭も上がらない、超有名アーティストをナマで見て。おまけに会話をするなんて。
それどころか、同じ舞台に立たせてもらうなんて。
それどころか、それどころかですよ?
コラボ企画として、なんと俺達は今回『ポテサラーズ』書き下ろし楽曲を歌わせてもらうことが決まったのだ。
いつものカバー曲じゃないんですよ?
俺達の為に、『ポテサラーズ』のお二人が曲を書いてくださったんです。
俺達の為にですよ?
またしても俺の心臓が飛び出して、そのまま帰ってこなかった。
多分もう、俺息してないですよ。
その書き下ろし曲も、さっき聴かせてもらった。
思わず、「こんな素晴らしい曲、俺に歌わせて良いんですか?」と聞いてしまったよ。
すると『ポテサラーズ』のお二人は笑って、「勿論ですよ。思いっきり歌ってください」と言ってくれた。
足元にひれ伏したくなった。
あまりに尊く、そして畏れ多くて。
あれだけの超有名アーティストなのだから、もっと高慢で、自分達の名声を鼻にかけたような人かもしれないと思っていたのに。
二人共全然そんなことはなく、物腰柔らかで、とても親しみやすい人達だった。
歌も上手い、曲も素敵、ルックスも抜群、おまけに人格者と来たら。
俺が『ポテサラーズ』のお二人…メークインさんと男爵さんに敵う要素は、最早一つもありませんね。
さっきまで、夏フェスの打ち合わせだったんです。
誰と打ち合わせしてたかって?
…なんと、あの『ポテサラーズ』なんです。
心臓が飛び出るかと思った。
「何なら、打ち合わせの間中、身体固まってたもんな」
「ロボットみたいな動きになってたよね」
「まぁ、何とか打ち合わせは済んだから良かったけど…」
正直、打ち合わせの内容、覚えてません。
もうひたすら…『ポテサラーズ』の持つオーラに圧倒されていた。
あまりに眩しくて、お二人の姿を正視することすら出来なかった。
無理もないと思うだろう?
だって、『ポテサラーズ』ですよ?
『ポテサラーズ』と聞いて思い出すのは、俺達『frontier』が最初にyourtubeにアップしたカバー曲。
あれが記念すべき、『frontier』の活動の第一歩だった。
あの一本のカバー曲から、『frontier』の全てが始まったのだ。
『ポテサラーズ』に憧れ、僭越ながら彼らの曲を歌わせてもらって。
紆余曲折あって、今『frontier』はこうして、帝都で三日間の夏フェスを開催させてもらうまでに成長した。
成長し過ぎですよ。
この夏フェスの話を、マネージャーのユーリアナさんに聞いたときですら、あまりにびっくりして心臓が飛び出たのに。
おまけに、他にも何組ものアーティストを呼び、同じ舞台に立って一緒に歌うことになると聞き。
しかもそのアーティストの中に、あの『ポテサラーズ』がいると聞き。
卒倒しましたね。俺は。
夢かと思った。
ほっぺた抓ってみたけど、痣が出るくらい抓ってみたけど、やっぱり夢じゃなかった。
どうしても夢が覚めないから、念の為にベーシュさんチョップを頼んでみたけど、それでも夢は覚めなかった。
脳天に火花が散った。
ベーシュさんチョップを受けても目覚めないということは、これは夢ではないのだ。
そして、夢は覚めないまま…夏フェス間近の、この打ち合わせ…兼、顔合わせの日を迎えた。
そこで今日、さっきまで、『ポテサラーズ』のお二人と会ってたんですよ。
俺ごときじゃ頭も上がらない、超有名アーティストをナマで見て。おまけに会話をするなんて。
それどころか、同じ舞台に立たせてもらうなんて。
それどころか、それどころかですよ?
コラボ企画として、なんと俺達は今回『ポテサラーズ』書き下ろし楽曲を歌わせてもらうことが決まったのだ。
いつものカバー曲じゃないんですよ?
俺達の為に、『ポテサラーズ』のお二人が曲を書いてくださったんです。
俺達の為にですよ?
またしても俺の心臓が飛び出して、そのまま帰ってこなかった。
多分もう、俺息してないですよ。
その書き下ろし曲も、さっき聴かせてもらった。
思わず、「こんな素晴らしい曲、俺に歌わせて良いんですか?」と聞いてしまったよ。
すると『ポテサラーズ』のお二人は笑って、「勿論ですよ。思いっきり歌ってください」と言ってくれた。
足元にひれ伏したくなった。
あまりに尊く、そして畏れ多くて。
あれだけの超有名アーティストなのだから、もっと高慢で、自分達の名声を鼻にかけたような人かもしれないと思っていたのに。
二人共全然そんなことはなく、物腰柔らかで、とても親しみやすい人達だった。
歌も上手い、曲も素敵、ルックスも抜群、おまけに人格者と来たら。
俺が『ポテサラーズ』のお二人…メークインさんと男爵さんに敵う要素は、最早一つもありませんね。