The previous night of the world revolution~P.D.~
第一部~Ⅴ~
―――――…どっかのアホが、とんでもない誤解と勘違いの沼に、ずぶずぶと足を踏み入れているその頃。
そんなことは、全く意に介さない俺達は。
「…どうです?ルリシヤ。進捗状況は?」
「あぁ。任せてくれ、もう少しだ」
「楽しみですね〜」
…『frontier』の夏フェスを終わった、その翌週。
今日も今日とて、当たり前のようにルレイアとルリシヤは、俺の執務室にやって来て、楽しくお喋り。
…してるだけなら、まぁ可愛いもんだ。いつものことだからな。
しかし、今日はいつもとは違った。
何故なら。
今日はこの二人、実験用ゴーグルをつけて、何やら怪しい実験をやっていた。
「…」
…なぁ。
…別に良いよ。お前らが何の実験をしようと。
危険がないなら、俺は口を出すつもりはない。
…でもな、これだけは言わせてもらうぞ。
俺の部屋でやるな。よそでやれ、と。
そんなことは、全く意に介さない俺達は。
「…どうです?ルリシヤ。進捗状況は?」
「あぁ。任せてくれ、もう少しだ」
「楽しみですね〜」
…『frontier』の夏フェスを終わった、その翌週。
今日も今日とて、当たり前のようにルレイアとルリシヤは、俺の執務室にやって来て、楽しくお喋り。
…してるだけなら、まぁ可愛いもんだ。いつものことだからな。
しかし、今日はいつもとは違った。
何故なら。
今日はこの二人、実験用ゴーグルをつけて、何やら怪しい実験をやっていた。
「…」
…なぁ。
…別に良いよ。お前らが何の実験をしようと。
危険がないなら、俺は口を出すつもりはない。
…でもな、これだけは言わせてもらうぞ。
俺の部屋でやるな。よそでやれ、と。