The previous night of the world revolution~P.D.~
…と、意気込んだのは良いとして。

冷静に考えてみたら、僕は別にセルテリシアを口説く必要はないのだ。

口説くっていうのはあくまで比喩だ。

別に僕に惚れさせなくても良い。ようは、セルテリシアの信用を得られれば、それで目的は達成されるのだ。

恋人や愛人になる必要はない。友達になれば良いのだ。

この人は信用出来る、心を許せる…と思ってもらえればそれで良い。

じゃあ、その為に何をするのか?

ルレイア師匠の教え。そして、セカイさんのアドバイス。

色々と考えて、僕は計画を練った。

そして。

いよいよ、その計画を実行する日がやって来た。







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