The previous night of the world revolution~P.D.~
あー、成程そういうことですか…。
本当に、随分と身持ちが固いんですね。
一応幹部の身分なのに、アポ無しで首領に会うことは出来ないと。
仮に味方相手に、マシンガンなんか向けないでくださいよ。
危ないじゃないですか。
まぁ、撃たれたら避けますけど。
「ここに何の用だ?」
何の用だと言われましても…。
「セルテリシアさんに用がありまして」
「用とは何だ」
「ちょっと一緒にお茶でもしようかと…」
「セルテリシア様にそのような予定はない」
アポ無しだと、会いに来るのも駄目なんですか?
それはまた随分…「お高く留まった」リーダー様ですね。
アシュトーリアさんなんて、アポ無しで突然訪ねても、快く歓迎してくれましたけどね。
上に立つ者として、懐の広さの違いというものを実感しますね。
「だってアポイントを取ろうとしても、どうせ駄目だと断られるでしょう?」
何の為に、エペルとミミニアのいないときを狙って来たと思ってるのだ。
僕がセルテリシアに近寄ろうとしているのを知れば、あの二人のこと、いきり立って拒絶するに決まっている。
しかし。
「現在はエペル様とミミニア様も外出中だ。お二人が不在の間に、何人たりともセルテリシア様に会わせることは出来ない」
本当にお高く留まってますね。
それとも臆病なのか?
側近がいないと、客人に会うことすらしないとは。
客人と言うか、同じ組織の仲間じゃないか。
「ほんの少しの時間で良いですから。折角来たんだから入れてくださいよ。別に忙しくて手が離せない訳ではないんでしょう?」
駄目元だけど、ゴネるだけゴネてみる。
ここまで来て門前払い食らって、「はいそうですか」でむざむざ帰れるか。
食い下がらせてもらいますよ。
どうせ、失うものは何もありませんからね。
本当に、随分と身持ちが固いんですね。
一応幹部の身分なのに、アポ無しで首領に会うことは出来ないと。
仮に味方相手に、マシンガンなんか向けないでくださいよ。
危ないじゃないですか。
まぁ、撃たれたら避けますけど。
「ここに何の用だ?」
何の用だと言われましても…。
「セルテリシアさんに用がありまして」
「用とは何だ」
「ちょっと一緒にお茶でもしようかと…」
「セルテリシア様にそのような予定はない」
アポ無しだと、会いに来るのも駄目なんですか?
それはまた随分…「お高く留まった」リーダー様ですね。
アシュトーリアさんなんて、アポ無しで突然訪ねても、快く歓迎してくれましたけどね。
上に立つ者として、懐の広さの違いというものを実感しますね。
「だってアポイントを取ろうとしても、どうせ駄目だと断られるでしょう?」
何の為に、エペルとミミニアのいないときを狙って来たと思ってるのだ。
僕がセルテリシアに近寄ろうとしているのを知れば、あの二人のこと、いきり立って拒絶するに決まっている。
しかし。
「現在はエペル様とミミニア様も外出中だ。お二人が不在の間に、何人たりともセルテリシア様に会わせることは出来ない」
本当にお高く留まってますね。
それとも臆病なのか?
側近がいないと、客人に会うことすらしないとは。
客人と言うか、同じ組織の仲間じゃないか。
「ほんの少しの時間で良いですから。折角来たんだから入れてくださいよ。別に忙しくて手が離せない訳ではないんでしょう?」
駄目元だけど、ゴネるだけゴネてみる。
ここまで来て門前払い食らって、「はいそうですか」でむざむざ帰れるか。
食い下がらせてもらいますよ。
どうせ、失うものは何もありませんからね。