二重芸能人ッ!



「そだ!
志穂、今まで言ってなかったけど志穂クヲォーターなの
パパこう見えて日仏ハーフなのよ?」




「へぇ・・・」




「もうひとつついでに言うと志穂パパの会社の跡継ぎだから」


―――ふ~ん?って


「へ?だって涼矢くんが継げばいいじゃないですか?」



「あゴメンよ俺は芸能活動が忙しいのでパス」

「俺は弟なので♪」



「涼矢クン、涼依クン・・・」





「「クンつけるな!」」






「・・・ママ?
アタシ、ママが帰ってくるまで生きてられるかな・・・?」




「大丈夫!さぁ、そろそろかえって頂戴」




「ママ?かえって頂戴っておかしくない?」



「なんで?志穂は涼矢と涼依と一緒に東京のマンションに帰るのよ?」





「今からなんだ・・・」








――――もう何が起きても驚かないんだから・・・






そう誓って







そう思いつつアタシはおとなしく2人についてあまりにもあっさりと上京した





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