二重芸能人ッ!
「遅い!何で山手線2駅でこんなに時間かかるわけ?」
「スイマセンほんっとスイマセン」
俺がひたすら謝っていると隣で翔音がクスクス笑ってた。
「なんだょ・・・」
「いや・・・
お前ってホント面白いナァと思って?
だって見た目とか客の前では静か目のクールキャラなのに実はどたばた系?みたいな・・・」
―――やべ・・・。俺は根っからクールじゃなきゃダメなんだよ!
じゃないと津架さんにコロサレル・・・
「ま?そういうのもいいんじゃない?」