二重芸能人ッ!




「遅い!何で山手線2駅でこんなに時間かかるわけ?」



「スイマセンほんっとスイマセン」



俺がひたすら謝っていると隣で翔音がクスクス笑ってた。



「なんだょ・・・」



「いや・・・
お前ってホント面白いナァと思って?
だって見た目とか客の前では静か目のクールキャラなのに実はどたばた系?みたいな・・・」



―――やべ・・・。俺は根っからクールじゃなきゃダメなんだよ!
じゃないと津架さんにコロサレル・・・



「ま?そういうのもいいんじゃない?」




< 86 / 166 >

この作品をシェア

pagetop