幼なじみの終わらせ方
「蓮沼さん、なんか機嫌いいっすね?」
「まあ、ちょっと色々あって」
「あ、もしかして彼女出来ました?」
「え、蓮沼さん彼女出来たの?!誰?!」
「え、いやあの」
いつもより浮かれてた自覚はある
ただ、こんなに周りにバレるほどとは
さすがに自分でも呆れる…
「その辺にしとけ、朝礼始めんぞー」
課長の杉崎さんの一声に助けられた
「んで、蓮沼、ついに彼女出来たのか?」
「か、課長…」
「仕事が捗るなら文句は言わないし、おめでとさん」