高嶺の花も恋をする【番外編追加】
佐伯くんはズルい。
そんな風にされたら『何でもない』なんて言えない。
こんな状況で意地も張れず、彼の腕の中で正直に最近聞いた噂や今日目撃してしまった事を素直に話した。
すると困った顔をしながらも何故か嬉しそうな表情を見せた佐伯くん。
次の瞬間、私の背中と膝裏に手を回すと身体が宙に浮き、「キャッ」と声を上げた頃には横抱きにされて、歩き始めた彼にギュッとしがみついた。
そのまま彼は寝室まで足を進めると、私をそっとベッドの上に下ろす。
「なんで?」
驚いて聞いた私の上に覆い被さってきた彼に、そのまま押し倒されてしまう。
見上げた彼は優しい眼差しで私を見て問いかけてきた。
「莉緒、やきもち妬いてくれたの?」
「うーん、だって...」
何か嫌だけど、確かにやきもちを妬いたから返事が濁る。
「大丈夫だよ。僕は莉緒に夢中で、心配される事は何もないよ」
「でも...。佐伯くんが誘われるのは嫌。カッコ良くなったって言われるのも...何か嫌」
そう言うと、むにゅっと鼻先をつままれた。
「佐伯くんになってるよ?名前は?莉緒が先に名前で呼んでって言ったんだよ」
「あ...、ごめん。....侑くんがモテちゃうの嫌なの。私の侑くんだもん」
そう言うと、侑くんの瞳の変化を感じた。
ジッと見つめてくる眼差しが優しいものから獰猛さに変わった気がする。
そう私が感じた直感は当たりだったようで、途端に深いキスを仕掛けてくる。
そっと唇に触れたキスは、差し出された舌で口角まで舐め上げられ更に深く唇を咥えられる。
薄い隙間から差し込まれた舌先が私の舌を誘い出し、彼の口内に誘導されて舌裏まで愛撫される。
甘くて...ネットリと...気持ちいい......。
さっきのキスよりもずっとエッチ。
その合間に彼が囁く。
そんな風にされたら『何でもない』なんて言えない。
こんな状況で意地も張れず、彼の腕の中で正直に最近聞いた噂や今日目撃してしまった事を素直に話した。
すると困った顔をしながらも何故か嬉しそうな表情を見せた佐伯くん。
次の瞬間、私の背中と膝裏に手を回すと身体が宙に浮き、「キャッ」と声を上げた頃には横抱きにされて、歩き始めた彼にギュッとしがみついた。
そのまま彼は寝室まで足を進めると、私をそっとベッドの上に下ろす。
「なんで?」
驚いて聞いた私の上に覆い被さってきた彼に、そのまま押し倒されてしまう。
見上げた彼は優しい眼差しで私を見て問いかけてきた。
「莉緒、やきもち妬いてくれたの?」
「うーん、だって...」
何か嫌だけど、確かにやきもちを妬いたから返事が濁る。
「大丈夫だよ。僕は莉緒に夢中で、心配される事は何もないよ」
「でも...。佐伯くんが誘われるのは嫌。カッコ良くなったって言われるのも...何か嫌」
そう言うと、むにゅっと鼻先をつままれた。
「佐伯くんになってるよ?名前は?莉緒が先に名前で呼んでって言ったんだよ」
「あ...、ごめん。....侑くんがモテちゃうの嫌なの。私の侑くんだもん」
そう言うと、侑くんの瞳の変化を感じた。
ジッと見つめてくる眼差しが優しいものから獰猛さに変わった気がする。
そう私が感じた直感は当たりだったようで、途端に深いキスを仕掛けてくる。
そっと唇に触れたキスは、差し出された舌で口角まで舐め上げられ更に深く唇を咥えられる。
薄い隙間から差し込まれた舌先が私の舌を誘い出し、彼の口内に誘導されて舌裏まで愛撫される。
甘くて...ネットリと...気持ちいい......。
さっきのキスよりもずっとエッチ。
その合間に彼が囁く。