俺だけのお姫様
ちょっと海と遊んでから、
師匠の初人に相談する
「…そっか、それは心配だな」
「美夜、なんか隠してるみたいなんだ…」
「美夜ちゃんももう子供じゃないからな、気持ちが変わるかもって心配と、隠し事かぁ…」
「しんちゃん、見守るのも大事な王子さまのお仕事じゃない?」
「紗世ちゃん」
「私はあの美夜ちゃんが、他の男の子に心変わりするとは思えないし」
「うん…」
「しんちゃん、海がお嫁さんになってあげる?」
「…ごめんな、俺のお嫁さんは美夜じゃなきゃダメなんだ」
「そっか!しんちゃん、みよちゃんの王子さまだもんね!」
「少し様子みて、美夜ちゃんに聞いてみるのがいいのかもな」