ソファーときんぴらごぼう
 
「いや、やりますよー!やりますからー!」

洗い物をするといっても退いてもらえない。
俺が、私が状態。

「…洗い物は出来る。掃除が苦手。だからそっちを頼んでもいい?
全部任せっきりじゃなくて、同居する以上…お互いできるとこは協力したほうがいいと思わない?」

なんなんだ、この人。神か?
住まわせてくれる上に、会計も気づいたら終わってるし。
だからといって、家事をできるところはするといってくれて。 

イケメンの上に性格も良い…漫画にしかいないわけじゃなかった。うん。

心の中でまた手を合わせて感謝しておく。

「では…お言葉に甘えて…分担できるところはしましょうか。」

そこからお互いいろいろ済ませて、気づいたら結構な時間。

「明日も仕事だから、とりあえず寝ましょうか。」
結構眠くなってきた。

「そうだな、明日もあるしな。」
相馬さんにおやすみなさいと告げて、ベットに潜り込んだ。

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