涙恋
「それじゃね」私はひっそりと保健室を出た


教室に帰ると女子の人たちが来て「話がある」って・・


来たけど・・旧校舎??


「あの・・なんのつもり・・」いやな予感がする


「雪名をなぐったみたいね・・」


「なぐったんじゃなくて・・ビンタですけど・・?」


「そういうところがむかつくのよっ」


そういってなぐられそうになった・・そのときっ!

『ダンッ』


「雪名・・・」


「なんでここに?」女子たちはふるえている


「あんたたち何してんの?」雪名は怒りに燃えている


「私は大輔君のことをうばわなければいいの・・・けど・・亜玖亜は許せない・・」


「雪名・・」


私もその気持ちは分かるけど・・・そこまでして・・友達にするなんて・・一体なんでだろう?


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