涙恋
  -次の日-
「おはよー雪名」いたって普通の朝


「おはよー麻子」


昨日のこと・・思うだけで気分が悪くなった・・・


すこし立ちくらみ・・・


『サァーーー』


そのまま倒れそうだった


「だ・大丈夫ですかっ!」だれかの声がする



声をかけてくれたのは一緒のクラスのかわいらしい女子だった


雪名は声をかけてくれなかった・・


「大丈夫ですか?私は、癒桜 苺花 (ゆざくらまいか)です。あなたは・・麻子さん?」 優しい声だった


「はい・・」


『バタッ』


そのまま気を失った



・・・・・・・・・・・


「・・・まこさん・・?まこさん?」優しい声がする。だれ?


私は目を覚ました


「大丈夫ですか?麻子さん・・」


「はい・・」声が裏返ってる


「あ・・の・・苺花さん、友達の所へ行ってきたほうがいいよ。」女子に後でいわれるのは嫌だったから


「いえ・・友達はいません・・一人です」そういう答えだった


「え?」聞き返してみた


「だから、友達はいません。今年から転校してきたので・・挨拶・・」


「そのときは、手続きがまだだったので・・いませんでした」


「そんなんだ・・これからよろしくね」


「はいっ」


こうして、私は新しい友達、苺花と友達になった
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