涙恋
好きな人・・・?いるわけないじゃん・・・でもさぁ・・気になる人ぐらいならいるよ
そう思ってここまで生きてきた。恋なんて・・・友情のほうが大事とずっと思ってたよ。私は麻子。高校1年生。今日は入学式ってワケ

でもエスカレーター級できた私には別にたいしたことではないんだ。「麻子ー」明るい声が聞こえた。


「雪名!」私は明るい声のほうへ向かった 「麻子、今年も一緒のクラスになりたいな」「そうだね」この子は雪名、親友です。

「なんかドキドキするねー」「そうだねー」今年も一緒のクラスになりたいなぁ・・・
「昨日のドラマ見たー?」と雪名は言う。雪名は今年違うクラスになってもいいようにあまりクラス表のことに話題をふれなかった。でも仕方ないことだし・・・

でも親友が話してるんだから無視できない・・だから「見た見たー。あのドラマおもしろかったよねー」とわざと明るく話したすると雪名は・・・

「見たよー おもしろかったよね」と乗ってくれた。もうすぐでクラス表が貼っているところまでたどり着く・・そのとき!


『ドンッ』


「いたっ!ちょっとだれよー」最悪・・だれぶつかってきた人ー。
すると・・背が高い人が来て・・






「ごめんね・・・・本当にごめんね・・」

  と言い、クラス表のとこまで歩いて行ってしまった

その時、桜がサァァァと散った そしてさっきぶつかった人が後ろを向いた時なんともいえない風景画のようだった。










そしてドキドキしながらクラス表を見た――。「一緒だーー」私たちは喜びながら
教室へ向かった


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