涙恋
「ねぇねぇ・・」雪名が話しかけてきた。
「何?」うれしそうな声で言う。

「亜玖亜って子さーいい子ぶってない?」と嫌そうな声で言う。私は「そんなことないじゃんwってか亜玖亜さんと知り合い?でもなんでもないんだからさーまだわかんないじゃん」と言った。人を見かけで判断するのはどうかと・・


するとおどろきの答えが返ってきた。「実は・・知り合いなの・・昔幼稚園のとき、あの子と一緒のときがあって・・本当にヤバかったの!手段選ばない系でさ・・」
「それ本当?幼稚園なんて・・人違いじゃない?」と言った。


「幼稚園のときと変わってないもんって・・麻子聞いてるの?」「き・聞いてるよッ」

私たちのしゃべってる声が大きかったのか・・先生が「そこうるさいぞ!」と注意された・・初日から・・↓

仕方なく・・話を聞いて・・やっと帰れる!健吾だっけ?あの人としゃべってみたい・・・そんな思いを乗せて・・話しかけてみようと思ったけど・・

え・・女子がいっぱい・・だめこりゃ・・仕方なくむなしく帰ることにした


でもやっと二人っきりになれた!さぁ・・と思って話しかけてみた

「はじめまして~麻子です☆よろしく」と・・よくわかない会話だけど

すると優しい笑顔で・・「よろしくさっきはぶつかっててごめんね・・」と言ってくれた

よかった~。思ったとおりの人で・・でもこの人をめぐってこれから大変なことが起こるとも知らず・・
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