キミとの運命は永遠不滅っ‼︎


「.........なんなの、この学校っ、」



次から次へと飛び出す言葉に、
私はもはや、方針状態でしかない。



〈選ぶのは我が社の社員達。決められたペアの変更や棄権ももちろん可能だが、私達はより多く真実のカップルが、デステニーによって生まれることを願っているよ〉

〈学生の頃、運命の恋をし結婚した私達のようにね〉

〈選ばれた2人は卒業と同時に、〝入籍〟。
そしてこの社長の座についてもらう!〉



でも........................



私は最後の言葉を聞き逃さなかった。



「運命の恋をして、結婚かぁ...............」



運命の恋の先の、結婚。



つまりは、〝永遠の愛〟を誓えるということ。



そういうのは、正直言って、憧れちゃう。



だけど..................
私が〝結婚〟するなら滅都くんが良いのに。

< 11 / 46 >

この作品をシェア

pagetop