キミとの運命は永遠不滅っ‼︎


扉は開いていて、
部屋の中からはテレビの音が聞こえる。



人はいる...............ってこと、だよね?



まるで不審者かのように、
抜き足差し足忍び足で、リビングへと向かう。



「あ、同室の人?」



リビングに着いた途端、
振り向かれないまま声をかけられた。



どっ、どんな人...............なのかな?



顔も見ていないのに、
声を聞いただけでドキッとする心臓。



だって、声カッコいいし...............



緊張したまま、勇気を振り絞って、
男の子の触るソファーへと歩みを進める。



「はっ、初めまして!」



男の子の座るソファーの横で挨拶をした。



少し声は震えてしまったけど、
元気に笑顔で挨拶することに成功っ!

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