キミとの運命は永遠不滅っ‼︎
そう思った瞬間だった。
-----------ガチャ
「...............っ、永那‼︎」
扉を開く音と共に、
滅都くんが息を切らしながら私を呼ぶ声が聞こえた。
滅都くん、来てくれた..................
「......めっ、滅都、くん」
今にも泣きそうな声をしながら、
滅都くんの名前を呼んでしまう。
「.........永那、ごめん。俺、」
滅都くんはそう言うと、
私の腕を引き、あっという間に抱きしめた。
ハグするなんて.........初めてだから。
ドキドキして、鼓動の音が、
滅都くんに伝わらないか心配になるぐらい。