キミとの運命は永遠不滅っ‼︎
「そ、そうだよねー、あはは!」
必死の作り笑いをして、
滅都くんに会いたい気持ちを抑え込んでみる。
「あっ、そーいえば、
永那は受験する高校決まった?」
ゔ、痛いところを突かれた...............っ‼︎
中学3年生にして、
未だに受験する高校を決めていない私。
「.........ま、まだ決まってない、の」
正直に答えるしかなくって、
シュンと、肩を落としながら答える。
「じゃあさ、滅都くんと同じ高校にしたら?」
「.........へっ!?」
滅都くんと、同じ.........高校?
ママの発言に、
ビックリし過ぎて、ついマヌケな声が漏れた。
「えっとね、確か、私立七海学園高等学校よ」
「わ、分かった!滅都くんと同じ高校行く‼︎」
こうして、私は、
〝私立七海学園高等学校〟を受験することを決めた。
滅都くんに会いたい一心で。
私立七海学園高等学校が、
どんな学校かも知らずに..................