キミとの運命は永遠不滅っ‼︎


「そ、そうだよねー、あはは!」



必死の作り笑いをして、
滅都くんに会いたい気持ちを抑え込んでみる。



「あっ、そーいえば、
永那は受験する高校決まった?」



ゔ、痛いところを突かれた...............っ‼︎



中学3年生にして、
未だに受験する高校を決めていない私。



「.........ま、まだ決まってない、の」



正直に答えるしかなくって、
シュンと、肩を落としながら答える。



「じゃあさ、滅都くんと同じ高校にしたら?」

「.........へっ!?」



滅都くんと、同じ.........高校?



ママの発言に、
ビックリし過ぎて、ついマヌケな声が漏れた。



「えっとね、確か、私立七海学園高等学校よ」

「わ、分かった!滅都くんと同じ高校行く‼︎」



こうして、私は、
〝私立七海学園高等学校〟を受験することを決めた。



滅都くんに会いたい一心で。



私立七海学園高等学校が、
どんな学校かも知らずに..................

< 6 / 46 >

この作品をシェア

pagetop