白衣の王子たち
お詣りをして、2人でおみくじをひいた。
「はな、なんて書いてあった?」
「うーん、
病は大人しくしてれば治るかも、、、
みたいなこと書いてある」
「神様に普段の行いバレバレじゃん
恋愛は?」
「運命の人は、近くにいるみたいな感じ。」
「ふーん、俺のことかもしれないよ?」
そんなことを言いながら
蓮くんはおみくじを結びに行った。
「おみくじは高いところに結ぶ方がいいんだよ。
はなのも貸して。」
背の高い蓮くんは、
1番高い紐に難なく結んでくれた。