白衣の王子たち

こっそり、バレないように立ち上がる、

はずだったが、

寸前に、服の裾が掴まれた。

「ひとりはやだ、、

蓮くん、」

えっ

寝てたはずじゃ、、、

はなの方を見ると、目は閉じている。

どうやら夢の中で俺を探してるらしい。

そんなことされたら、離れられないだろ、、、

まぁ、文献も料理も、後でいっか。

布団に潜り込んで、愛しい体温を抱いて眠った。




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