白衣の王子たち
「わかった。
はなの気持ちを俺は待つよ。
それくらいじゃ、
俺の気持ちは変わらないから。」
蓮くんは微笑んで、
わたしの頬を撫でる。
「ありがと、蓮くん。」
なんだか、すごく愛おしくなって
ベットの脇に立っていた蓮くんの腰に抱きついた。
心臓の鼓動が聞こえる。
明らかに早い。
「蓮くん、ドキドキしてる。
大丈夫?つらい?」
「辛くないよ(笑)
教えてあげる。
好きな人にぎゅーされたら、ドキドキするんだよ。
てか、俺が色々我慢できなくなっちゃうから
ほどほどで離れて、、、」
蓮くんの顔を見上げると、
顔を真っ赤にしていた。
何に対しても無敵なくせに、
こんな余裕ない顔するんだ、、、
「ふふ、ごめんごめん。」
___コンコン