この胸が痛むのは
私の話を聞いて下さると、妹の願いをお聞き届けていただけました事、感謝申し上げます。
殿下も、母が何故そうしたかはおわかりになられているはずですので、そちらは省かせていただきます。
母は愚かな女性なのです。
殿下と妹の交流も、私の心情さえも考慮すること無く、自分の考えが全て皆を幸せにするのだと、思い込んでいる愚かなひとなのです。
後程、私からと、渡すようにと持参致しましたお祝いの品も。
母が妹から『殿下に贈りたい』と、聞いていた品なのです。
母はそれを『まだ幼いアグネスが贈れる様な品ではない』として、私からのプレゼントにするように申しました。
私は深く考えることもせずに、それを受け入れ、妹を傷付けたのです。
もしかしたら母は本当に
『アグネスは幼いのだから』と、気を回しただけかもしれませんが、そういった母の行きすぎた愚かな愛情と私の無神経さが妹を泣かせてしまったことは事実なのです。
殿下も、母が何故そうしたかはおわかりになられているはずですので、そちらは省かせていただきます。
母は愚かな女性なのです。
殿下と妹の交流も、私の心情さえも考慮すること無く、自分の考えが全て皆を幸せにするのだと、思い込んでいる愚かなひとなのです。
後程、私からと、渡すようにと持参致しましたお祝いの品も。
母が妹から『殿下に贈りたい』と、聞いていた品なのです。
母はそれを『まだ幼いアグネスが贈れる様な品ではない』として、私からのプレゼントにするように申しました。
私は深く考えることもせずに、それを受け入れ、妹を傷付けたのです。
もしかしたら母は本当に
『アグネスは幼いのだから』と、気を回しただけかもしれませんが、そういった母の行きすぎた愚かな愛情と私の無神経さが妹を泣かせてしまったことは事実なのです。