余命8ヶ月。
「しかも『気に入っただけ。』って(笑)」
太陽はいつも明るい。
1番難問と思ったのは周作だったけどまぁこいつは俺のことが大好きすぎるだけだし、なんだかんだ納得してくれた(多分呆れただけだけど)。
「俺らアイドルだから恋愛禁止って言われては無いからね(笑)」
「何より心配してんのはお前が利用されないことだけだかんな。」
自分でも恵まれてるとは思う。
こんなメンバーに囲まれてるんだし。
周作まで笑ってた。
飯食う前は渋々納得したのに店を出てからはずっと口角が上がってる。
「何なの?」
あまりにも笑ってるから放置するのもめんどくさいし聞いてみた。
「さっき聞いたら兄のような感覚って言われてた。家族から恋愛に発展するのは難問だろうなぁって思って(笑)」
まじか·····。
「·····まぁでもそれでいい。
こういう仕事だし結婚なんて中々できない。それに、俺が誰かをずっと好きでいれるわけないし。」