余命8ヶ月。
私の体を心配してくれてのことなんだろうな。
朝陽さんはモテそう。
顔だけでなく中身もイケメンだ。
私は荷物を持って慌てて1階へ降りた。
「焦らなくていーのに(笑)」
「急に来たら焦りますよ·····!
でも、ありがとうございます。」
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「おはようございます!」
「おはよ····。」
予想より静かめな碧音さん。
疲れてるのかな····。
浬さんはまだ来てないみたい。
「つーか無理やり予定入れてきたよね。」
棘のある言い方で朝陽さんに言った。
「無理やりじゃないですよー。
でも碧音さん休み多いですね(笑)」
そんな言い方良くないんじゃ·····
「は···?」 「今日も李桜は仕事ですよ♡ 」
明らかに不機嫌そうな碧音さんとニコニコ笑顔の朝陽さん。
なんでこの2人仲悪いの·····?
この前は普通に話してたよね?
お兄ちゃんと碧音さんより相性悪い気が⋯
「仲良くしましょう····?」
私に言えるのはこれくらいしかないや。
「遅れてすみませんー!!!」
救いの浬さんが来てくれた。
「揃ったし行くか。」
「行きましょー!」
碧音さんが入園料を払ってくれた。
この前払ってもらったばかりだから悪いな。
「今日こそは払います!」