余命8ヶ月。
「よし、観覧車乗っちゃおう!」
突然立ち上がり凄いことを言い出した。
朝陽さんて本当に読めないなぁ。
「だめです。先生に言われてますから·····」
「そりゃあ主治医の話は大事だろうけどさぁ、僕は桜音羽っちの“保護者”じゃないからね(笑)
友達として、やりたい事を尊重する!」
“友達”
楓ちゃんもそう言ってくれた。
もしかしたら私が勇気を出せばもっと沢山友達を作れたのかな。
そんなことを考えても時間は戻らない。
だったら今を楽しもう。
「乗りたいです·····!」
「よし、2人が戻ってきたら行こーね!」
━━━━━━━━
「観覧車?」
「いいじゃん!乗ろー! 」
みんなで向かうと別の場所でパレードの時間らしくて人が少なかった。
お昼に見たし、私はそれより観覧車に乗りたくてみんなもそれでいいらしい。
「次の方どうぞー。」
すぐに乗れることになって良かった。
そう思いながら碧音さんと浬さんの後ろをついていくと私の横にいた朝陽さんに背中を押された。
「楽しんでね。」
浬さんは朝陽さんに捕まって私は碧音さんの横に並んだ。
「2人ずつで·····!」
突然立ち上がり凄いことを言い出した。
朝陽さんて本当に読めないなぁ。
「だめです。先生に言われてますから·····」
「そりゃあ主治医の話は大事だろうけどさぁ、僕は桜音羽っちの“保護者”じゃないからね(笑)
友達として、やりたい事を尊重する!」
“友達”
楓ちゃんもそう言ってくれた。
もしかしたら私が勇気を出せばもっと沢山友達を作れたのかな。
そんなことを考えても時間は戻らない。
だったら今を楽しもう。
「乗りたいです·····!」
「よし、2人が戻ってきたら行こーね!」
━━━━━━━━
「観覧車?」
「いいじゃん!乗ろー! 」
みんなで向かうと別の場所でパレードの時間らしくて人が少なかった。
お昼に見たし、私はそれより観覧車に乗りたくてみんなもそれでいいらしい。
「次の方どうぞー。」
すぐに乗れることになって良かった。
そう思いながら碧音さんと浬さんの後ろをついていくと私の横にいた朝陽さんに背中を押された。
「楽しんでね。」
浬さんは朝陽さんに捕まって私は碧音さんの横に並んだ。
「2人ずつで·····!」