余命8ヶ月。
2
カーテンの隙間から朝日が差し込む。
「·····。」
部屋の鏡を見ながらお兄ちゃんを想像して笑ってみる。
大丈夫、私は笑える。
お兄ちゃんとなら。
特に個性もないし、友達と過ごすのも楽しいけど正真正銘の素の私でいれるのはお兄ちゃんと過ごす時。
甘えたり冗談言ったり、応援してみたり、すごく楽しい時間だ。
だったらお兄ちゃんにとっても楽しい時間であって欲しい。
お兄ちゃんが思い出す私は笑顔であって欲しい。
「準備できた?」
声をかけられ私は1つお願いをする。
「髪を結んで欲しいな。」
「いつものね。」
私はいつも同じ髪型をしている。
長い髪をまとめてひとつに編み込む。
普段は自分でするけれどお兄ちゃんの時間がある日にはよく結んでもらってる。
「よし、出来た。」
「ありがとう!」
「じゃあ行くか。」
今日が楽しくありますように。
「·····。」
部屋の鏡を見ながらお兄ちゃんを想像して笑ってみる。
大丈夫、私は笑える。
お兄ちゃんとなら。
特に個性もないし、友達と過ごすのも楽しいけど正真正銘の素の私でいれるのはお兄ちゃんと過ごす時。
甘えたり冗談言ったり、応援してみたり、すごく楽しい時間だ。
だったらお兄ちゃんにとっても楽しい時間であって欲しい。
お兄ちゃんが思い出す私は笑顔であって欲しい。
「準備できた?」
声をかけられ私は1つお願いをする。
「髪を結んで欲しいな。」
「いつものね。」
私はいつも同じ髪型をしている。
長い髪をまとめてひとつに編み込む。
普段は自分でするけれどお兄ちゃんの時間がある日にはよく結んでもらってる。
「よし、出来た。」
「ありがとう!」
「じゃあ行くか。」
今日が楽しくありますように。