余命8ヶ月。
私は嬉しさよりも焦りが出てしまって謝ることにした。
「すみません·····!私プレゼント用意してなくて·····、、、」
「別にいいよ(笑)俺があげたかっただけだから。」
「····嬉しいです。」
碧音さんからのプレゼントとは本当に嬉しい。私の嘘がなければ心から幸せな気持ちで満たされるほどに。
プレゼントを渡すか迷ってたけどこれから先に碧音さんを傷つけることになりそうで渡すことは諦めた。
残ってしまうと私のことが消えなくなってしまうかもしれない。なんて自意識過剰だろうけど。
「大切にします····!」
「開けてみて。」
開けるとそこには綺麗なワンピースが入っていた。
おとぎの世界にいるお姫様みたいな、でも落ち着いている雰囲気のブラウンのワンピース。
「本当は今度着てもらいたかったんだけど今日も着てくれない?せっかくなら女の子の君と過ごしたい。」
“今度”
それは約束できないなぁ。せっかく貰うんなら1度くらいは見て欲しい。大切な人から貰った大切な服を着ている私を。
脱衣所に移動して私は着替えると鏡を見た。男装メイクは普通の格好だと似合わない。道具は持ってるし、少しくらいオシャレしようかな。
楓ちゃんは男装メイクに力を入れて教えてくれたけどもともとメイクをあまりしなかった私に初心者でも簡単なものを教えてくれた。
シンプルに、でも女の子らしいメイクって言ってたな。楓ちゃんには改めてお礼を言いたい。
準備が整ってリビングの扉を開けて恐る恐る入ると皆さんこちらを見て黙ってしまった。
変だったかな?メイク?それとも服が綺麗すぎて着こなせてない?
「「「似合ってる·····!」」」
「馬子にも衣装って所かな。」
「いや、めっちゃ可愛いって。」
褒めてくれる3人に否定をする飛鳥馬さん。そして真面目な顔で可愛いと言ってくれる碧音さん。
恥ずかしさが混み上がってくる。
「すみません·····!私プレゼント用意してなくて·····、、、」
「別にいいよ(笑)俺があげたかっただけだから。」
「····嬉しいです。」
碧音さんからのプレゼントとは本当に嬉しい。私の嘘がなければ心から幸せな気持ちで満たされるほどに。
プレゼントを渡すか迷ってたけどこれから先に碧音さんを傷つけることになりそうで渡すことは諦めた。
残ってしまうと私のことが消えなくなってしまうかもしれない。なんて自意識過剰だろうけど。
「大切にします····!」
「開けてみて。」
開けるとそこには綺麗なワンピースが入っていた。
おとぎの世界にいるお姫様みたいな、でも落ち着いている雰囲気のブラウンのワンピース。
「本当は今度着てもらいたかったんだけど今日も着てくれない?せっかくなら女の子の君と過ごしたい。」
“今度”
それは約束できないなぁ。せっかく貰うんなら1度くらいは見て欲しい。大切な人から貰った大切な服を着ている私を。
脱衣所に移動して私は着替えると鏡を見た。男装メイクは普通の格好だと似合わない。道具は持ってるし、少しくらいオシャレしようかな。
楓ちゃんは男装メイクに力を入れて教えてくれたけどもともとメイクをあまりしなかった私に初心者でも簡単なものを教えてくれた。
シンプルに、でも女の子らしいメイクって言ってたな。楓ちゃんには改めてお礼を言いたい。
準備が整ってリビングの扉を開けて恐る恐る入ると皆さんこちらを見て黙ってしまった。
変だったかな?メイク?それとも服が綺麗すぎて着こなせてない?
「「「似合ってる·····!」」」
「馬子にも衣装って所かな。」
「いや、めっちゃ可愛いって。」
褒めてくれる3人に否定をする飛鳥馬さん。そして真面目な顔で可愛いと言ってくれる碧音さん。
恥ずかしさが混み上がってくる。