余命8ヶ月。
私は2人に挟まれた。
「みーちゃん、さっちゃん、苦しい·····。」
「相変わらず無表情ですなぁ。」
私は外ではあまり笑わない。というか笑顔が苦手だ。
自然に笑えるのは家族の前だけ。
「そういえば桜音羽にもお兄さんいるんだよね?」
「うん。」
「怒られたりしないの?」
「怒られたことは無いかなぁ。」
こんな話をしていると決まって聞かれる。
「写真とかないの?」
「·····兄は写真苦手だから。」
私はそう言って誤魔化す。
「じゃあまた明日。」
「「またね!」」
そう言って友達と別れ家に帰る。
偏見かもしれないけれど大学生って言ったら友達と夜まで遊んでるイメージだけど私は夜まで遊んだことがない。
それはさっき話に出てきた兄が心配性だから。
それを不便に思ったこともない。
私は誰にも話してない秘密がある。
唯一の友達2人にも話していない秘密。
「みーちゃん、さっちゃん、苦しい·····。」
「相変わらず無表情ですなぁ。」
私は外ではあまり笑わない。というか笑顔が苦手だ。
自然に笑えるのは家族の前だけ。
「そういえば桜音羽にもお兄さんいるんだよね?」
「うん。」
「怒られたりしないの?」
「怒られたことは無いかなぁ。」
こんな話をしていると決まって聞かれる。
「写真とかないの?」
「·····兄は写真苦手だから。」
私はそう言って誤魔化す。
「じゃあまた明日。」
「「またね!」」
そう言って友達と別れ家に帰る。
偏見かもしれないけれど大学生って言ったら友達と夜まで遊んでるイメージだけど私は夜まで遊んだことがない。
それはさっき話に出てきた兄が心配性だから。
それを不便に思ったこともない。
私は誰にも話してない秘密がある。
唯一の友達2人にも話していない秘密。