余命8ヶ月。
この前お兄ちゃんも言ってたなぁ。
自分を強がりと思ったことは無いけど私は素直にお礼を言った。
「·····ありがとうございます。」
「よく出来ました。」
頭を撫でられた。
10個も上だから子供みたいな感覚なのかな?でもお兄ちゃんとは違う大きいのに細いその手はとても暖かく感じた。
2人で廊下を歩いていると小戸森さんが話しかけてきた。
「さっき言ってたよね。
手伝いに来たの迷惑だったって。」
初対面なのにそんなこと話しちゃったな。
「すみません。突然そんな話····「桜樹はそんなこと思ってないと思うよ。
俺は一人っ子だし、仲のいい年下なんてメンバーの周作と太陽くらいで、身近に女の子なんていないし、桜樹とも仲がいい訳では無いから気持ちを想像することしか出来ない。
だけど桜樹ってシスコンでしょ?
後輩の仕事はテレビとかラジオとか時間があれば見るけど桜樹なんて妹の話しかしないし。」
自分を強がりと思ったことは無いけど私は素直にお礼を言った。
「·····ありがとうございます。」
「よく出来ました。」
頭を撫でられた。
10個も上だから子供みたいな感覚なのかな?でもお兄ちゃんとは違う大きいのに細いその手はとても暖かく感じた。
2人で廊下を歩いていると小戸森さんが話しかけてきた。
「さっき言ってたよね。
手伝いに来たの迷惑だったって。」
初対面なのにそんなこと話しちゃったな。
「すみません。突然そんな話····「桜樹はそんなこと思ってないと思うよ。
俺は一人っ子だし、仲のいい年下なんてメンバーの周作と太陽くらいで、身近に女の子なんていないし、桜樹とも仲がいい訳では無いから気持ちを想像することしか出来ない。
だけど桜樹ってシスコンでしょ?
後輩の仕事はテレビとかラジオとか時間があれば見るけど桜樹なんて妹の話しかしないし。」