余命8ヶ月。
それにカウンターもあるから友達でも1人でも来やすそうな雰囲気だ。
カフェとかはあまり行かないからこういう感じのお店は来るの初めてかも·····。
「こっちは特別な人達だけ。
どうぞ。」
そう言って襖を開けた。
「わ·····。」
畳の部屋だ。綺麗な和室·····。
小戸森さんとテーブルを挟み向かい合わせで座った。
「君は甘いものとかは食べれるの?」
「食べれます。」
「じゃあここの1番人気のセット。
2人分な。」
「おー。」
本当に仲がいいんだろうなぁ。
「·····」
「·····」
この前は着替え中にも話してたのに宇喜多さんが準備に行ってから何も喋らない。
なんでだろう·····。
気に障ることをしてしまったのかな···。
「お待たせしました。」
宇喜多さんが運んできてくれた。
「ぜんざいと抹茶のセットです。
ごゆるりと。」
━スッ━
襖の閉まる音だけが響いた。
小戸森さんはお箸を持たない。小戸森さんが食べないのに私が食べるわけにもいかないしなぁ。それにお昼なのにご飯じゃなくて良かったのかな。
「食べなよ。」
小戸森さんは私にそう言った。
「いえ、お先にどうぞ。」
カフェとかはあまり行かないからこういう感じのお店は来るの初めてかも·····。
「こっちは特別な人達だけ。
どうぞ。」
そう言って襖を開けた。
「わ·····。」
畳の部屋だ。綺麗な和室·····。
小戸森さんとテーブルを挟み向かい合わせで座った。
「君は甘いものとかは食べれるの?」
「食べれます。」
「じゃあここの1番人気のセット。
2人分な。」
「おー。」
本当に仲がいいんだろうなぁ。
「·····」
「·····」
この前は着替え中にも話してたのに宇喜多さんが準備に行ってから何も喋らない。
なんでだろう·····。
気に障ることをしてしまったのかな···。
「お待たせしました。」
宇喜多さんが運んできてくれた。
「ぜんざいと抹茶のセットです。
ごゆるりと。」
━スッ━
襖の閉まる音だけが響いた。
小戸森さんはお箸を持たない。小戸森さんが食べないのに私が食べるわけにもいかないしなぁ。それにお昼なのにご飯じゃなくて良かったのかな。
「食べなよ。」
小戸森さんは私にそう言った。
「いえ、お先にどうぞ。」