【完結】吸血鬼の花嫁~罪人聖女と呼ばれた私は、再会した幼馴染の彼に溶けるほど溺愛されています~
第12話 公爵夫人お披露目
いよいよ公爵夫人お披露目パーティーの日がやってきた。
「リン」
「はい、なんでしょうかフィーネ様」
「どうしよう、緊張する。なんか口から出そう」
「もうっ!レディはそんなこと言わないの!!」
フィーネの後ろから聞きなれた高い声が聞こえる。
「大奥様っ!」
「エルゼって呼んでよ~、なんかすごい年取った気分になる……」
「かしこまりました、エ、エルゼ様……」
「そうっ!! もうっ! 可愛い~!!!! フィーネちゃんのその照れた感じの顔が可愛すぎるのよぉ~!」
またしても大きな胸を顔に当てられるようにして抱きしめられるフィーネは、なんとなくああ、自分もこんな豊満な胸だったらな~なんて思ってしまう。
ただ、それより驚いたのはオズのほうであり、いきなり控室に入ってきたら自分の母親と妻が抱き合っているのが目に入ったのだから当たり前ではある。
かなり胸が強調されたような格好になっていたため、オズはそっと目を逸らしながら会場の準備が整ったことを告げる。
「さあ、今日の主役はあなたよ、フィーネ! 胸張って行ってきなさい!!」
「はいっ!」
「リン」
「はい、なんでしょうかフィーネ様」
「どうしよう、緊張する。なんか口から出そう」
「もうっ!レディはそんなこと言わないの!!」
フィーネの後ろから聞きなれた高い声が聞こえる。
「大奥様っ!」
「エルゼって呼んでよ~、なんかすごい年取った気分になる……」
「かしこまりました、エ、エルゼ様……」
「そうっ!! もうっ! 可愛い~!!!! フィーネちゃんのその照れた感じの顔が可愛すぎるのよぉ~!」
またしても大きな胸を顔に当てられるようにして抱きしめられるフィーネは、なんとなくああ、自分もこんな豊満な胸だったらな~なんて思ってしまう。
ただ、それより驚いたのはオズのほうであり、いきなり控室に入ってきたら自分の母親と妻が抱き合っているのが目に入ったのだから当たり前ではある。
かなり胸が強調されたような格好になっていたため、オズはそっと目を逸らしながら会場の準備が整ったことを告げる。
「さあ、今日の主役はあなたよ、フィーネ! 胸張って行ってきなさい!!」
「はいっ!」