Triangle Love 3 ~ Close to you ~
最終的にプレゼントは、いっくんが好きなお菓子と腕時計に決めた。
腕時計にした理由は、何か残る物を渡したかったから。
お菓子だけだと残らないから。
ちょっと照れるけど、お花もあげる事にした。
店員さんに選んでもらったから、とてもオシャレだと思う。
『めーちゃん!今日はありがとう~!めーちゃんがいてホントよかった~!』
『それくらい。全然。』
駅に向かう途中にわたしはお礼を言った。
親しき中にも礼儀あり。
お礼はちゃんと言わないと。
プレゼントも用意したし、後は告白について考えるだけだ。
でも経験が全くないから、どうしていいか分からない。
困った時にはめーちゃん。
アドバイス上手だし、相談してみよう。
『本当にありがとう~!ねぇ。めーちゃん。』
いざ言おうとすると緊張するなぁ。
恥ずかしい。
だから、少しだけ勇気を出す事にした。
『友達の…友達の話なんだけどね。友達がその…。好きな人がいて。その…告白をしたいんだって。でも…。そんな経験全然ないから…どうしたらいいか分からなくて…。どうしたらいいかな?』
『…。』
めーちゃんはなぜか黙った。
どうしたんだろう?
しばらくしてから、話し始めた。
『知ってるか?友達の話なんだけどって言って恋愛の話を切り出す奴は、大体自分の事なんだ。有名な説だぞ。』
『へ?』
『その話さ。ナナミ自身の話だろ?ただの友達にあげるプレゼントごときで、花束なんか渡すか?』
『えーと…。いや…。』
『悪いけど。俺にはさっぱりだから答えられない。それに。嘘をつくような奴にアドバイスなんかできない。俺。まだ買い物するから先に帰ってな。じゃあな。』
『めーちゃん…。』
そう言ってめーちゃんは、ショッピングモールの方へ戻ってしまった。
どうして突然怒ったんだろう?
わたしが嘘をついたから?
今までどんなにわがままを言っても、あんな風に怒ることはなかったのに。
めーちゃんはマジメだから、嘘は絶対に許さないのかな?
そうとしか考えられない。
そうだよね。
恥ずかしいからって、嘘はダメだよね。
腕時計にした理由は、何か残る物を渡したかったから。
お菓子だけだと残らないから。
ちょっと照れるけど、お花もあげる事にした。
店員さんに選んでもらったから、とてもオシャレだと思う。
『めーちゃん!今日はありがとう~!めーちゃんがいてホントよかった~!』
『それくらい。全然。』
駅に向かう途中にわたしはお礼を言った。
親しき中にも礼儀あり。
お礼はちゃんと言わないと。
プレゼントも用意したし、後は告白について考えるだけだ。
でも経験が全くないから、どうしていいか分からない。
困った時にはめーちゃん。
アドバイス上手だし、相談してみよう。
『本当にありがとう~!ねぇ。めーちゃん。』
いざ言おうとすると緊張するなぁ。
恥ずかしい。
だから、少しだけ勇気を出す事にした。
『友達の…友達の話なんだけどね。友達がその…。好きな人がいて。その…告白をしたいんだって。でも…。そんな経験全然ないから…どうしたらいいか分からなくて…。どうしたらいいかな?』
『…。』
めーちゃんはなぜか黙った。
どうしたんだろう?
しばらくしてから、話し始めた。
『知ってるか?友達の話なんだけどって言って恋愛の話を切り出す奴は、大体自分の事なんだ。有名な説だぞ。』
『へ?』
『その話さ。ナナミ自身の話だろ?ただの友達にあげるプレゼントごときで、花束なんか渡すか?』
『えーと…。いや…。』
『悪いけど。俺にはさっぱりだから答えられない。それに。嘘をつくような奴にアドバイスなんかできない。俺。まだ買い物するから先に帰ってな。じゃあな。』
『めーちゃん…。』
そう言ってめーちゃんは、ショッピングモールの方へ戻ってしまった。
どうして突然怒ったんだろう?
わたしが嘘をついたから?
今までどんなにわがままを言っても、あんな風に怒ることはなかったのに。
めーちゃんはマジメだから、嘘は絶対に許さないのかな?
そうとしか考えられない。
そうだよね。
恥ずかしいからって、嘘はダメだよね。