Triangle Love 3 ~ Close to you ~
幸せな時間は一瞬だった。

時刻が19時を過ぎたので、僕は帰ることにした。

『じゃあな。また遊ぼう!』

『うん!今日はありがとね!』

『いやいや。イクヤの誕生日のお祝いなんだから、お礼なんか言うなっての。』

玄関先まで来てくれた。

名残り惜しいけど、お互いに明日も学校があるから、もう帰らないといけない。

別れの挨拶をした僕はカナメくんの家を出た。
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