Triangle Love 3 ~ Close to you ~
電車に乗車してから20分程で、○○駅前のショッピングモールに到着した。
近場だと、一番栄えているショッピングモールだ。
休日なのも相まって、建物全体が賑わっている。
人混みには行きたくなかったが、ナナミに呼ばれたら行くしかない。
『今日は何を買うんだ?』
ショッピングモールを歩き回りながら、俺は尋ねた。
ナナミは無計画なことが多いので、要注意だ。
『ん~とね~。プレゼント。いっくんの誕生日もうすぐでしょ?めーちゃんも何かあげるよね~?』
『まぁな。毎年あげてるし。』
『そうだよね~!だからステキなプレゼントを渡したいの~!めーちゃんには男の子が喜びそうな物をアドバイスしてもらいたい!』
ナナミは少し照れながら言った。
そうか。
ずっと前からナナミが誰を好きなのかは分かってはいるけど…。
残念なのはイクヤがいい奴ってことだ。
頻繁に連絡はくれるし、料理も作ってくれるし、毎年豪華な誕生日プレゼントもくれる。
俺に対してとにかく優しい。
幼なじみってだけで、ここまでしてくれる人はいないと思う。
性格がクズであれば嫌いにもなれるが、これでは嫌うことができない。
それでも…。
好きな奴には幸せでいて欲しいと思う。
なので、イクヤのプレゼント選びに関しては気持ちを込めて手伝いたい。
近場だと、一番栄えているショッピングモールだ。
休日なのも相まって、建物全体が賑わっている。
人混みには行きたくなかったが、ナナミに呼ばれたら行くしかない。
『今日は何を買うんだ?』
ショッピングモールを歩き回りながら、俺は尋ねた。
ナナミは無計画なことが多いので、要注意だ。
『ん~とね~。プレゼント。いっくんの誕生日もうすぐでしょ?めーちゃんも何かあげるよね~?』
『まぁな。毎年あげてるし。』
『そうだよね~!だからステキなプレゼントを渡したいの~!めーちゃんには男の子が喜びそうな物をアドバイスしてもらいたい!』
ナナミは少し照れながら言った。
そうか。
ずっと前からナナミが誰を好きなのかは分かってはいるけど…。
残念なのはイクヤがいい奴ってことだ。
頻繁に連絡はくれるし、料理も作ってくれるし、毎年豪華な誕生日プレゼントもくれる。
俺に対してとにかく優しい。
幼なじみってだけで、ここまでしてくれる人はいないと思う。
性格がクズであれば嫌いにもなれるが、これでは嫌うことができない。
それでも…。
好きな奴には幸せでいて欲しいと思う。
なので、イクヤのプレゼント選びに関しては気持ちを込めて手伝いたい。