Triangle Love 3 ~ Close to you ~
piece of カナメ
『そうか。よかったな。お幸せに。』
夜になって、アルバイトから帰宅すると、ナナミから電話がかかってきた。
告白は成功して、イクヤと付き合う事になったようだ。
『ほんと。めーちゃんのおかげだよ~!ありがと~!』
電話口から聞こえるナナミの声は、これまでで最も明るい。
『全然いいよ。わがまま言い過ぎてイクヤを困らせるなよ?』
『そんなことしないよ~。』
そうか。
告白…上手くいったんだな。
よかったな、ナナミ。
だけど3人では…。
俺とはもう一緒にいられないな…。
『よかったな。ナナミも彼氏持ちか!それじゃもう、俺と2人では遊べないな…。』
『え、どうして~?』
『だってそうじゃないか?彼氏持ちが他の男と遊んでたら印象悪くないか?』
『…めーちゃんは特別だよ!いっくんだっていいよって言ってくれると思うし…!』
『口ではいいよって言っていても、内心はおもしろくないかもしれない。それに、俺以外のナナミの友達もなんて言うか分からない。女子の方がそういうの厳しいだろ?』
『めーちゃん…。でも…。』
ナナミの声は悲しそうで寂しそうだ。
それでも俺の決心は揺るがない。
『別に一生会わないわけじゃない。たまーに。3人で遊べばいい。』
『そうだね…。わかった。だけど、めーちゃんはずっーと大切な友達だからね~!』
『わかってるよ。』
電話を切った。
スマートフォンをベットの上に放り投げた。
やっぱりキツいな…。
俺、イクヤになりたいな…。
お菓子でも作ろうか?
……。
ナナミが幸せならそれでいい。
それでいい。
夜になって、アルバイトから帰宅すると、ナナミから電話がかかってきた。
告白は成功して、イクヤと付き合う事になったようだ。
『ほんと。めーちゃんのおかげだよ~!ありがと~!』
電話口から聞こえるナナミの声は、これまでで最も明るい。
『全然いいよ。わがまま言い過ぎてイクヤを困らせるなよ?』
『そんなことしないよ~。』
そうか。
告白…上手くいったんだな。
よかったな、ナナミ。
だけど3人では…。
俺とはもう一緒にいられないな…。
『よかったな。ナナミも彼氏持ちか!それじゃもう、俺と2人では遊べないな…。』
『え、どうして~?』
『だってそうじゃないか?彼氏持ちが他の男と遊んでたら印象悪くないか?』
『…めーちゃんは特別だよ!いっくんだっていいよって言ってくれると思うし…!』
『口ではいいよって言っていても、内心はおもしろくないかもしれない。それに、俺以外のナナミの友達もなんて言うか分からない。女子の方がそういうの厳しいだろ?』
『めーちゃん…。でも…。』
ナナミの声は悲しそうで寂しそうだ。
それでも俺の決心は揺るがない。
『別に一生会わないわけじゃない。たまーに。3人で遊べばいい。』
『そうだね…。わかった。だけど、めーちゃんはずっーと大切な友達だからね~!』
『わかってるよ。』
電話を切った。
スマートフォンをベットの上に放り投げた。
やっぱりキツいな…。
俺、イクヤになりたいな…。
お菓子でも作ろうか?
……。
ナナミが幸せならそれでいい。
それでいい。