Triangle Love 3 ~ Close to you ~
piece of カナメ
夜が明けて、朝を迎えた。
目覚めは悪くない。
昨日の晩にナナミから、イクヤと付き合う事になったと報告を受けた。
ショックで眠れないと思っていたが、普通に寝ることができた。
恐らく、ナナミの告白が失敗するはずがないという自信から、漠然とした覚悟はできていたからだと思う。
それでも思っていたよりは大丈夫というだけで、決して元気なわけではない。
複雑の思いを抱えたまま、俺は家を出た。
学校へ向かう途中、最も会いたくない親友に会った。
俺の方から先に挨拶をした。
『おはよう、イクヤ。』
『おはようカナメくん!そういえば、聞いた?ナナミちゃんから僕達のこと…。』
『聞いた。すげーよな。まさかまさか。ついにイクヤに彼女か。悔しいな。俺もはやく彼女作りたいな!』
俺は今、どんな顔をしているのだろうか。
第三者から見て俺は、『友達に彼女ができたことを冷やかす奴』に見えているのか?
ちゃんと笑えているといいけど。
『僕自身が一番びっくりしたよ。カナメくんかっこいいから、彼女なんか余裕でしょ!』
『全然だ!まあ。ナナミとうまくやれよ!じゃあな!』
『うん!またねー!』
俺達は別れて、各々の学校へ向かった。
イクヤも嬉しそうだった。
よかったな…。
目覚めは悪くない。
昨日の晩にナナミから、イクヤと付き合う事になったと報告を受けた。
ショックで眠れないと思っていたが、普通に寝ることができた。
恐らく、ナナミの告白が失敗するはずがないという自信から、漠然とした覚悟はできていたからだと思う。
それでも思っていたよりは大丈夫というだけで、決して元気なわけではない。
複雑の思いを抱えたまま、俺は家を出た。
学校へ向かう途中、最も会いたくない親友に会った。
俺の方から先に挨拶をした。
『おはよう、イクヤ。』
『おはようカナメくん!そういえば、聞いた?ナナミちゃんから僕達のこと…。』
『聞いた。すげーよな。まさかまさか。ついにイクヤに彼女か。悔しいな。俺もはやく彼女作りたいな!』
俺は今、どんな顔をしているのだろうか。
第三者から見て俺は、『友達に彼女ができたことを冷やかす奴』に見えているのか?
ちゃんと笑えているといいけど。
『僕自身が一番びっくりしたよ。カナメくんかっこいいから、彼女なんか余裕でしょ!』
『全然だ!まあ。ナナミとうまくやれよ!じゃあな!』
『うん!またねー!』
俺達は別れて、各々の学校へ向かった。
イクヤも嬉しそうだった。
よかったな…。