Triangle Love 3 ~ Close to you ~
決心をした次の日。
さっそくめーちゃんの家に向かった。
7時に家の前に着いたんだけど、ほんの数分でめーちゃんが家から出てきた。
授業が始まるのは、8時50分からなのに。
めーちゃんが玄関の近くにある郵便受けを通過した。
わたしはそのタイミングで声をかけた。
『おはよ〜!』
『…ナナミ。』
めーちゃんが驚いた顔でこちらを見ている。
迷惑だったかな?
『久しぶりだね〜!元気〜?一緒に学校行こうよ~。』
『…おう。』
テンション低いな、めーちゃん。
まだ眠いのかなぁ。
わたし達は横に並んで歩き始めた。
久しぶりに会えたことが嬉しくて、わたしはめーちゃんにいっぱい話しかけた。
『いつもこの時間に出てるの~?はやくない〜?』
『日によるけどな…。』
『そうなんだ~。早起きして学校に行って何してるの~?掃除とか~?』
『…勉強してる。来年は受験だし、今のうちから準備してんの。』
『え〜。えらいね~!やっぱめーちゃんはマジメだな〜。あんまりマジメ過ぎちゃうと、脳みそ固まっちゃうよ~!』
『…そうだな。』
なぜか会話が続かない。
あれ?
めーちゃんってこんなに暗かったっけ?
寒いから?
体調悪いのかな?
今までだったら、固まらねーよ!とか言いそうなんだけど…。
『えーと…。そうだ!めーちゃん。たまには息抜きしようよ~!何か美味しいもの食べに行こうよ~。』
『…ナナミ。』
めーちゃんが話し始めた。
『俺、今は色々と忙しいんだ。ごめんな。行けない。後、今日来てくれたのは嬉しいけど、朝は特に冷え込むし、風邪をひくかもしれない。だからもう…。来なくていいよ。』
『めーちゃん…。』
本当にどうしちゃったんだろう。
毎日じゃなかったし、たまにだけど。
一緒に学校行ってたよね…?
そんなこと言うような人じゃないよね?
来なくていいよなんて…。
どうして…?
『めーちゃんどうしちゃったの!?なんかおかしいよ!体調悪い?何かあった!?』
『健康だし、何もないよ。…急にどうした。大きな声出して。落ちつけよ。』
『落ちつけないよ!めーちゃんおかしいもん!変わっちゃった!わたしの知ってるめーちゃんじゃない!』
『俺だって人間だ。変わることくらいある。それに…。』
めーちゃんは、少し寂しそうな目をして言った。
『…先に変わったのはお前らの方だ。』
『えっ…?』
『お、学校着いたぞ。じゃあな。』
そう言ってめーちゃんは、わたしを置き去りにしてスタスタと早歩きで行ってしまった。
わたしが変わった?
何を言ってるの?
何も変わってないよ?
さっそくめーちゃんの家に向かった。
7時に家の前に着いたんだけど、ほんの数分でめーちゃんが家から出てきた。
授業が始まるのは、8時50分からなのに。
めーちゃんが玄関の近くにある郵便受けを通過した。
わたしはそのタイミングで声をかけた。
『おはよ〜!』
『…ナナミ。』
めーちゃんが驚いた顔でこちらを見ている。
迷惑だったかな?
『久しぶりだね〜!元気〜?一緒に学校行こうよ~。』
『…おう。』
テンション低いな、めーちゃん。
まだ眠いのかなぁ。
わたし達は横に並んで歩き始めた。
久しぶりに会えたことが嬉しくて、わたしはめーちゃんにいっぱい話しかけた。
『いつもこの時間に出てるの~?はやくない〜?』
『日によるけどな…。』
『そうなんだ~。早起きして学校に行って何してるの~?掃除とか~?』
『…勉強してる。来年は受験だし、今のうちから準備してんの。』
『え〜。えらいね~!やっぱめーちゃんはマジメだな〜。あんまりマジメ過ぎちゃうと、脳みそ固まっちゃうよ~!』
『…そうだな。』
なぜか会話が続かない。
あれ?
めーちゃんってこんなに暗かったっけ?
寒いから?
体調悪いのかな?
今までだったら、固まらねーよ!とか言いそうなんだけど…。
『えーと…。そうだ!めーちゃん。たまには息抜きしようよ~!何か美味しいもの食べに行こうよ~。』
『…ナナミ。』
めーちゃんが話し始めた。
『俺、今は色々と忙しいんだ。ごめんな。行けない。後、今日来てくれたのは嬉しいけど、朝は特に冷え込むし、風邪をひくかもしれない。だからもう…。来なくていいよ。』
『めーちゃん…。』
本当にどうしちゃったんだろう。
毎日じゃなかったし、たまにだけど。
一緒に学校行ってたよね…?
そんなこと言うような人じゃないよね?
来なくていいよなんて…。
どうして…?
『めーちゃんどうしちゃったの!?なんかおかしいよ!体調悪い?何かあった!?』
『健康だし、何もないよ。…急にどうした。大きな声出して。落ちつけよ。』
『落ちつけないよ!めーちゃんおかしいもん!変わっちゃった!わたしの知ってるめーちゃんじゃない!』
『俺だって人間だ。変わることくらいある。それに…。』
めーちゃんは、少し寂しそうな目をして言った。
『…先に変わったのはお前らの方だ。』
『えっ…?』
『お、学校着いたぞ。じゃあな。』
そう言ってめーちゃんは、わたしを置き去りにしてスタスタと早歩きで行ってしまった。
わたしが変わった?
何を言ってるの?
何も変わってないよ?