Triangle Love 3 ~ Close to you ~
自己嫌悪が止まらないまま、帰宅した。
ナナミを置いていった後、あてもなくショッピングモール内を徘徊していた為、自宅に着いた頃には夜になってしまった。
自室に入りスマートフォンの画面を確認すると、ナナミからメッセージが届いていた。
《今日はごめんなさい。わたし嘘ついてた。本当にごめんね。だから、ちゃんと正直に話すね。電話してもいいよって時、教えてください。》
俺はスマートフォンをそっと机の上に置いた。
違う。
ナナミは何も悪いことはしていない。
謝る必要はない。
ついにナナミはイクヤへの告白を考えている。
ちゃんと自分の気持ちと向き合って、行動に移している。
だけど俺は…。
幼なじみだからしょうがないと。
言い訳ばかりして何もしていない。
そしてこんな時でも、ナナミの正直な話なんか聞きたくないと思っている。
内容は明らかだからだ。
『うっ…。』
ベッドに倒れ込み、天井を眺めた。
俺は自分が苦しまないように必死だ。
好きだって言えないから。
このままナナミの側にいれば、ずっとめーちゃんって呼んで、甘えてくれるから。
結局、うだうだと考えて込んでいたせいで、その日のうちに返信をすることができなかった。
ナナミを置いていった後、あてもなくショッピングモール内を徘徊していた為、自宅に着いた頃には夜になってしまった。
自室に入りスマートフォンの画面を確認すると、ナナミからメッセージが届いていた。
《今日はごめんなさい。わたし嘘ついてた。本当にごめんね。だから、ちゃんと正直に話すね。電話してもいいよって時、教えてください。》
俺はスマートフォンをそっと机の上に置いた。
違う。
ナナミは何も悪いことはしていない。
謝る必要はない。
ついにナナミはイクヤへの告白を考えている。
ちゃんと自分の気持ちと向き合って、行動に移している。
だけど俺は…。
幼なじみだからしょうがないと。
言い訳ばかりして何もしていない。
そしてこんな時でも、ナナミの正直な話なんか聞きたくないと思っている。
内容は明らかだからだ。
『うっ…。』
ベッドに倒れ込み、天井を眺めた。
俺は自分が苦しまないように必死だ。
好きだって言えないから。
このままナナミの側にいれば、ずっとめーちゃんって呼んで、甘えてくれるから。
結局、うだうだと考えて込んでいたせいで、その日のうちに返信をすることができなかった。