Triangle Love 3 ~ Close to you ~
『あら〜。久しぶりねぇ。カナメ君。元気してた?最近は全然来ないからぁ。』
『…こんにちは。ナナミいますか?』
ナナミの家に到着しインターフォンを押すと、ドアを開けて出てきたのは、彼女の母親だった。
俺は軽く挨拶をして、ナナミがいるか尋ねた。
付き合いが長い相手なので、かしこまった挨拶をする必要はない。
『あの子、今日ね。風邪みたいなの。声も全然出てなかったからねぇ。様子を見たわけじゃないけど、すごく体調が悪いみたい。』
よかった。
とりあえず、家にはいるようだ。
俺は少しだけ安堵した。
『そうなんですね。申し訳ないんですけど、部屋に上げてもらってもいいですか?ナナミに誕生日プレゼントをどうしても渡したいんです。』
『ありがとね。でもあの子、風邪ひいてるみた…。』
『お願いします。』
俺は食い気味にそう言って、頭を下げた。
ナナミの母親が、驚いた様子で俺を見ている。
失礼かもしれないが、今は余裕がない。
胸騒ぎが気のせいだったら、後で謝ろう。
『…わかったわ。それはいいけど、カナメ君どうかした?怖い顔しちゃって。何か変ね。』
『ははは…。』
付き合いが長くてよかった。
様子が変でも、俺に対してある程度の信用はあるらしい。
『…こんにちは。ナナミいますか?』
ナナミの家に到着しインターフォンを押すと、ドアを開けて出てきたのは、彼女の母親だった。
俺は軽く挨拶をして、ナナミがいるか尋ねた。
付き合いが長い相手なので、かしこまった挨拶をする必要はない。
『あの子、今日ね。風邪みたいなの。声も全然出てなかったからねぇ。様子を見たわけじゃないけど、すごく体調が悪いみたい。』
よかった。
とりあえず、家にはいるようだ。
俺は少しだけ安堵した。
『そうなんですね。申し訳ないんですけど、部屋に上げてもらってもいいですか?ナナミに誕生日プレゼントをどうしても渡したいんです。』
『ありがとね。でもあの子、風邪ひいてるみた…。』
『お願いします。』
俺は食い気味にそう言って、頭を下げた。
ナナミの母親が、驚いた様子で俺を見ている。
失礼かもしれないが、今は余裕がない。
胸騒ぎが気のせいだったら、後で謝ろう。
『…わかったわ。それはいいけど、カナメ君どうかした?怖い顔しちゃって。何か変ね。』
『ははは…。』
付き合いが長くてよかった。
様子が変でも、俺に対してある程度の信用はあるらしい。