私に秘密でアイドルをやっていた幼馴染のお兄ちゃんに愛されてます!
一時間後、カフェに着いた私は店内を見渡した。

帽子を被って顔を隠している理久が、店の奥に座っていた。

「理久」

私が声をかけると理久の顔がぱぁっと明るくなった。

いや、可愛い!

理久の格好いい所と可愛い所のギャップ好き!

女子はギャップに弱いんだよ!?

「美鈴、今日のライブどうだった?」

「格好良かった・・」

私は消え入りそうな声でそう言った。

理久が心の底から嬉しそうな顔をする。

< 15 / 38 >

この作品をシェア

pagetop