私に秘密でアイドルをやっていた幼馴染のお兄ちゃんに愛されてます!
勇気が出るまで待てばいい、か。

「紗英、ありがと」

「どういたしまして。大事な友達のためだしね」

紗英がそう言って、自分の席に戻って行った。

うん。

なんかちょっと心が軽くなった。

その日の授業はいつもより集中出来た。
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