私に秘密でアイドルをやっていた幼馴染のお兄ちゃんに愛されてます!
その日の学校が終わって、私は家に帰った。

「ただいま〜」

「おかえり」

お母さんの声じゃない「おかえり」だった。

「理久!?何でいるの!?」

「たまには美鈴のお母さんに挨拶しようかと思って」

「あと」

「美鈴のそのビックリした顔が見たくて」

理久がニコニコしている。

「理久、からかってるでしょ!?」

「可愛がってるんだよ」

そう言って、理久はリビングに入っていった。
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