私に秘密でアイドルをやっていた幼馴染のお兄ちゃんに愛されてます!
私が顔をあげる。
「他の人のものになんてならないよ」
私の目から更に涙が溢れ出す。
ああ、勇気を出して良かった。
「理久、私と付き合ってくれる?」
私の言葉に理久は笑った。
「一生離してあげないけどいいの?」
「生まれた時から一緒にいるんだよ?仕方ないから、ずっと一緒にいてあげる」
私がそう言うと理久は私を抱きしめる手に力を込めた。