私に秘密でアイドルをやっていた幼馴染のお兄ちゃんに愛されてます!
「ふざけんなぁあああ!」

私が拳を突き出したのを理久は軽々と受け止めた。

「びっくりしたでしょ?」

「びっくり通り越して、今怒りが沸いてる」

私は理久を睨んだ。

「美鈴。そんな顔で睨んでも、可愛いだけだよ」

「いや、相変わらずうっざいな」

私はため息をつく。
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