溺愛×ミッション!①~エリート学園の超モテスパイ男子たちに溺愛されちゃってます!
ソウくんは、そのまま改装工事中の校舎の壁にもたれると、その場に腰を下ろす。
そして、ポケットからコードレスのイヤホンを取り出し、自分の両耳に差し込んで。
スマホを操作するその表情から、なんとなく音楽を聴いてるのかな?と思う。
気づけば中庭の同じ空間にソウくんとふたりきりのような状態になっていて、ちょっとだけ照れくさかった。
といっても、もちろんそれぞれひとりで座ってるわけだし、向こうは私のことなんて意識してないと思うけど……。
それにしても、ソウくんって本当にキレイな顔をしてるんだなぁ。
肌も白くてすべすべだし、どこから見てもすべてが整っていて、まるで芸能人みたい。
ただイヤホンで音楽を聴いているだけなのに、その横顔が絵になっていて、思わず見とれてしまいそうになる自分がいた。
だけど、そんな時……。
――パアァッ。
突然、目の前が真っ白になって、一瞬なにも見えなくなった。
……き、来たっ!
じつはこれは、私の〝特別な力〟が発動するときの合図で。
合図とともに、頭の中にザーッと早送りのごとく映像が流れ込んでくる。
それはなんと、改装中の校舎のてっぺんから、いきなり鉄筋が何本もバラバラと落ちてくる、というものだった。
しかも、その下には、壁にもたれながら音楽を聴くソウくんの姿があって……。
「いやぁっ!」
そして、ポケットからコードレスのイヤホンを取り出し、自分の両耳に差し込んで。
スマホを操作するその表情から、なんとなく音楽を聴いてるのかな?と思う。
気づけば中庭の同じ空間にソウくんとふたりきりのような状態になっていて、ちょっとだけ照れくさかった。
といっても、もちろんそれぞれひとりで座ってるわけだし、向こうは私のことなんて意識してないと思うけど……。
それにしても、ソウくんって本当にキレイな顔をしてるんだなぁ。
肌も白くてすべすべだし、どこから見てもすべてが整っていて、まるで芸能人みたい。
ただイヤホンで音楽を聴いているだけなのに、その横顔が絵になっていて、思わず見とれてしまいそうになる自分がいた。
だけど、そんな時……。
――パアァッ。
突然、目の前が真っ白になって、一瞬なにも見えなくなった。
……き、来たっ!
じつはこれは、私の〝特別な力〟が発動するときの合図で。
合図とともに、頭の中にザーッと早送りのごとく映像が流れ込んでくる。
それはなんと、改装中の校舎のてっぺんから、いきなり鉄筋が何本もバラバラと落ちてくる、というものだった。
しかも、その下には、壁にもたれながら音楽を聴くソウくんの姿があって……。
「いやぁっ!」