溺愛×ミッション!①~エリート学園の超モテスパイ男子たちに溺愛されちゃってます!
「やっぱり! ソウくんとレントくんだ!」

「今回もぶっちぎりじゃん」

そう。あの超イケメングループ『プラネット』のメンバーでもある、ソウくんとレントくんだった。

「さすが、プラネットのふたりは違うよね~」

「イケメンなうえに成績も優秀とか、やばくない?」

「ただでさえZ組は天才だらけって言われてるのに。あのふたり、別格だもん」

タイムを計っている最中だということも忘れて、盛り上がる女の子たち。

それを見て、困った顔で注意する先生。

「おいおい、お前ら口より手を動かせよ。もしこれが本物の爆弾だったら、1秒のロスが命取りだぞ?」

……たしかにそのとおり。

といっても、この先本物の爆弾に出会うことなんて、あるのかどうかわからないけど……。

なんて思いながら、視線を模型に戻した時のこと。

――パアァッ。

なぜか突然、予知の合図が発動して。

その瞬間、背すじも凍るような衝撃の映像が、頭の中に流れこんできた。
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